本を読んで、なるほどと思ったのに、数日後には忘れている。そんなことがあります。ゲームのセーブポイントのように、気づいたことを短く残しておけば、同じ場所から考え直せます。
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忘れる前提で、残しておく

忘れることを、意志が弱いせいにしなくていいと思います。記憶の残り方は、内容や状況によって変わります。「翌日には全員が何割忘れる」といった数字で、自分を測る必要もありません。
すべてを覚えるためではなく、自分に必要なところへ戻るためにメモをつくる。そう考えると、ノートをきれいに仕上げる負担も減ります。
引用と、自分の気づきを分ける

まず、心に残った部分のページや出典を残します。次に、「ぼくは何を感じたか」を自分の言葉で書く。最後に、試せそうなことを一つ添えます。
①どこで出会った言葉か。②自分はどう受け取ったか。③暮らしで何を試すか。三つあれば、あとで見返したときにも考えの続きへ戻れます。
他人の言葉を、自分の体験として書き直さないことも大切です。
結果より、試したことを見返す

うまくいったかどうかだけでなく、実際に試せたか、負担はなかったか、今も使いたいかを見ます。
試して合わなければ、消しても、変えてもいい。気づきを保存することは、過去の自分の考えに縛られることではありません。
一行だけでも、明日の自分への手紙になります。次に本を閉じるとき、忘れたくないことを一つ残してみませんか。

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