調子のいい日もあれば、理由がはっきりしないまま気分が沈む日もあります。それを「上がったぶん、必ず落ちる」と決めつけたくはありません。振り子という比喩を使って、気分に振り回されすぎない工夫を考えます。
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気分の波は、罰でも失敗でもない

うれしいことのあとに、必ず悪いことが起きるという法則があるわけではありません。喜んだ自分を責めたり、幸せを抑えたりする必要はないと思います。
振り子は、気分が動く様子をイメージするための比喩です。身体が一定の状態を保つ仕組みと、人生の出来事や感情の上下を、そのまま同じ法則として説明することはできません。
大きな気分の中では、結論を少し待つ

気持ちが高ぶったときも、落ち込んだときも、「もう全部変えよう」と決めたくなることがあります。
急ぎでなければ、決断をメモして、一度休んでから読み直す。すぐに返事をしない。誰かに話してみる。気分を消すより、その気分のまま何をするかを選ぶほうが、ぼくには現実的に感じられます。
波を止めるより、戻れる場所をつくる

眠った時間、予定の詰まり具合、気になっていること。数日だけでも記録すると、自分の負担に気づく材料になります。
同じ方法で誰もが落ち着くわけではありません。つらさが長く続き、暮らしに支障があるときは相談先を頼っていい。
調子のいい自分だけを正解にしない。今日は今日の自分として扱う。それが、ぼくの考える気分の波とのつきあい方です。

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