変わりたいと思っても、何から始めるかがわからない。水野敬也の『夢をかなえるゾウ』は、そんなときに、日々の行動へ目を向ける入口になる本だと思います。人生が必ず劇的に変わると約束するのではなく、自分で試したいことを選びます。
目次
物語を楽しみながら、暮らしを見る

本の課題を、全部こなす宿題にしなくてもいい。いまの自分が気になったものを、ひとつ拾ってみます。
読むだけでも、今まで意識していなかった日常の行動へ目が向きます。そこから何を持ち帰るかは、読んだ人が選んでいいと思います。
行動を、無理のない大きさにする

人の話を丁寧に聞く。身の回りを整える。感謝を伝える。たとえば、そんな小さな行動なら、自分の暮らしの中で試せます。
時間やお金、身体に無理が出るなら、そのまま課題を実行しなくていい。結果を保証するために、苦痛や犠牲が必要だとは考えません。
不幸な出来事が才能を見つけるために起きる、とも決めつけません。つらい経験は、無理に意味づけずに扱っていいと思います。
できたことと、感じたことを残す

試したあと、何が変わったか、どう感じたかを一行残します。続けたいなら続ける。合わなければ選び直す。
他人の成功を、そのまま自分の未来の保証にしない。その代わり、自分の行動は、少しずつ確かめられます。
本の面白さを楽しんで、今日の暮らしに一つ持ち帰る。ぼくは、そのくらいの始め方が好きです。

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