「ぼくは何がしたいんだろう」。その問いを、社内の稟議書に例えてみます。心の中の部長さんへ、願いを説明するつもりで書く。これは潜在意識の働きを証明する話ではなく、自分の考えを整理するための、ぼくの比喩です。
目次
部長さんに、理由を聞いてもらう

「お金持ちになりたい」と書いたら、部長さんが「そのお金で何をしたいの?」と尋ねる。そんな会話を、自分でつくってみます。
安心して暮らしたい、好きな仕事を選びたい、家族との時間がほしい。言葉の奥にある理由が出てきたら、願いが少し具体的になります。ここでの会話は、説明のための創作です。
言い方を変えれば、現実が変わるわけではない

「なりたい」と言ったから不足が増える、「すでにある」と言えば望みが実現する。そんな仕組みが確かめられているわけではありません。
部長さんは、現実を作る機械ではなく、問いを返してくれる役です。できていないことも、不安も、そのまま書いてかまいません。
願いの説明が上手でなくても、その人の未来が悪くなるわけではないと思います。
稟議書の最後に、一つの行動を書く

何を望むか。そのために、何を調べ、誰に相談し、何を小さく試すか。最後に一つ添えます。
やってみて合わなければ、稟議書を書き直していい。自分の本音も、途中で変わることがあります。
心の部長さんへ、今日の願いを一枚。答えを急がず、自分の言葉を聞くために使ってみませんか。

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