選挙ムードと微妙な空模様が入り混じる三連休。
それでも私は、子どもたちと「初キャンプ」へ行くことを決めました。
なぜなら、曇り空で人が少なそうだったから…という理由もありますが、
それ以上に「父として一歩踏み出したい」と思ったからです。
実は、バーベキューもテント設営も、ほとんど未経験。
でも、Amazonで揃えた装備と、ネットの知識を武器に、
少しだけ“コンフォートゾーン”を飛び越えてみようと決めたのです。
🏕️ 1人用?いや、1.5人用!? テントの大誤算
メインで使うつもりだったテントは、「3〜4人用」と思って購入したAmazonの新品。

届いたとき「ちょっと小さいな…?」と感じたものの、開封せずそのまま持参。
現地で広げてみて、ガーン。
どう考えても、大人ならギリギリ2人が限界。
よくよく見ると、「子ども3〜4人」と書かれていたのを見落としていたのです。
でもこれは、実際に使ってみたからこその学び。
「快適な睡眠=翌日の体力」に直結するという実感から、
今後のソロキャンプ用/ファミリー用でテントは分けて使おうと決めました。
🔌 バッテリー地獄と、あの時MacBookがあれば問題なかった件
スマホ・LEDライト・ポータブル扇風機。
気づけばすべてバッテリー切れに。
モバイルバッテリーは用意していたものの、充電ケーブル(USB-C)が足りない。
「あぁ…MacBookを予備バッテリーとして持ってくればよかった…」
という後悔を胸に、真っ暗な夜を過ごしました。
今後はキャンプ用のケーブル類は、ひとまとめの袋に整理しておくこと。
そしてAll-in-oneタイプの充電ケーブル(B0BLH6KW8J)を複数本持っておくと安心だと学びました。
🔥 焚き火と、照明と、雨と…
夕方、少しだけ雨がぱらつきました。
そのときに思ったのは
「タープとロープ技術があれば、ここを拠点に快適に過ごせたのに…!」という悔しさ。
加えて、テントの下から湿気がじわじわ。
「防水シートは、絶対に必須だ」と全身で学びました。
ライトも1つだけでは場所によっては暗く、
吊るす位置も低かったせいで影ができてしまう。
次は、
- ライトを高い位置に吊るせるスタンド(B00E5YSFAY)を用意する
- 明るさとソーラー機能を兼ねたLED(B0C3GKD5VY)を2つ体制にする
といった改善点も見えてきました。
🍖 外で食べるご飯、なんでこんなにもうまいの?
はじめてのバーベキュー。
正直、特別な肉を持っていったわけではありません。
有機野菜でもありません。
でも…
「なんでこんなに、外で食べるご飯って美味しいんだろう…」
炭火の遠赤外線で焼いたお肉。
子どもと囲む食卓。
自然に囲まれた非日常。
そのどれもが、味覚以上の“何か”を与えてくれました。
特に良かったのは、B08YQS2J8Fのコンパクトグリル。
2〜3人なら余裕。大食いがいる場合でも、ゆっくり焼ける分、団欒の時間ができる。
むしろ「足りないくらいが、ちょうどいい」かもしれません。
🌌 星と風と、自然に包まれる夜
夜、空を見上げると――
そこにはびっしりと星。
タープの下で、ライトを落とし、子どもと静かにその星空を眺めました。
なんとも言えない、満たされた時間でした。
都会で暮らしていると「足りないもの」ばかりに目がいきがちですが、
自然のなかでは「今ここにあるもの」に目を向けられるようになります。
そして私は思いました。
「この時間を、自分の力でつくれたことが、何よりの成長だ」と。
🧾 持っていってよかったもの・失敗したもの
(別記事でまとめてあるので、ここでは省略。→キャンプギアレビュー記事リンクへ)
🪵 まとめ:私は、タープ職人になる(たぶん)
初キャンプは、とにかく反省点だらけでした。
でも、そのひとつひとつが「やってみなきゃわからなかったこと」。
そして、
「うまくやること」よりも、
「子どもと一緒に過ごすこと」が何よりも大事だと感じました。
私はまた、キャンプに行きます。
今度は、もっと快適に。
もっと自由に、自然と遊べるように。
その時、私はきっと
“タープ職人”として帰ってきます(たぶん)。
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