心のことを考えていると、身体はあと回しになりがちです。でも、考えたり、働いたり、好きなことを楽しんだりするのも、この身体があってこそ。『If Life Is a Game, These Are the Rules』の最初のテーマを、自分の暮らしに引き寄せて読んでみます。
身体は、点数をつける対象だけではない

見た目や体力を、誰かと比べてしまうことがあります。もっとこうだったら、と願うのも自然なことです。
ただ、比較ばかりだと、今の身体が支えてくれていることを見失います。歩けたこと、食事を味わえたこと、眠れる場所があること。できていることに目を向ける時間もあっていい。
好きになれない部分があっても、自分を大切に扱うことはできます。「完全に受け入れてから大切にする」という順番にしなくてもよさそうです。
気持ちの問題と決めつけず、様子を見る

疲れや痛みを、怠けや心の弱さで片づけない。いつから、どんなときに、何がつらいのか。気づいたことをメモにすると、休み方や相談を考える材料になります。
この本は人生を考えるための読みものです。身体の症状から心の状態を断定したり、病気の原因を決めたりするための本としては扱いません。
不調が続くときは、気持ちだけで解決しようとせず、医療機関などに相談することも、自分を大切にする選択です。
今の自分に、何を一つしてあげるか

今日は何を求めているだろう。食事をゆっくりとる、予定を一つ減らす、休む時間を先に確保する。できる範囲で選びます。
身体の声を聞くという言葉を、特別な能力にしなくていい。いつもの自分との違いを見逃さず、扱い方を変えることだと思います。
理想の自分へ急ぐ前に、今ここにいる自分にも、珈琲を置くくらいのやさしさを。ぼくはこの章を、そんなふうに読みたいです。
参考・確認した資料:Penguin Random House:原書・著者の確認

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